烏天狗の木の葉手帖

その日にあったことや呟きたいけどTwitterの文字数じゃすくねえぜっていうのを書くだけのブログ

演劇部

高校最後の舞台のDVDを掃除中に見つけたので見てみた。6年間やってきて、楽しかったなって思う。

 

中高一貫校で中三の時に部長になって、部員が数人になって、廃部になるだろうなって勝手に思ってて、夏休みの活動とかも私一人しか来てなくて、1人で筋トレして寝て帰ったのが懐かしい。

 

高一になって、外部から来た生徒と仲良くなって、部員が徐々に増えていった。高二になれば後輩もできた。個性豊かで、キャラ被りのない中々いいメンツだったと思う。私だけでは出来ないことが沢山できていった。

 

でも、人数が増えれば増えるほど、まとめるのが大変になった。私には、それが出来なかった。家の事情も相まって部員を見れるほどの余裕が無かった。だから、知らないところで部員が揉めて、来なくなる子も増えていった。

 

正直、辞めようと思ってた。私が居なくても部活は成り立つし、むしろ居ない方がスムーズに進むと思ってた。退部届けももらおうと思ってた。

 

それでも辞めれなかったのは、舞台に立つのが、演じるのが楽しかったから。だから部員の為じゃなくて自分の為に部活動に行ってた。よく良く考えれば部長として最低ではある。

 

揉め事が少なかったけど1番揉めたのは高三の文化祭だった。皆、劇を良い物にしようと必死で、余裕が無くなって、爆発した。

 

小さい頃から揉め事は苦手な私は耐えられなくて、でも部長だから逃げる訳にはいかなくて。めちゃくちゃ逃げたかった。色んな人に行きたくないって愚痴ってた。

 

話し合いの場を設けて、みんなに本音を言ってもらって、舞台をやって、過去最高の出来ではあったと思う。

 

でもやっぱり私のやり方は間違ってたなって思う。揉め事が嫌いだから皆に甘くて、その甘さが爆発を招いた。

 

組織を纏めるにはあまりにも向いていない。

 

やっぱり途中で部長を辞めるべきだったのか、散々考えた。考えすぎて昼もぐっすり眠れた。快眠。

 

昔の事を考えても仕方ないのはわかってるけど、それでもやっぱりなあって考えちゃう。人間だなあ。

 

まあまあ、それも含めていい思い出と思える位の大人に私はなりたいなって思う。